気温も上がり暖かくなってきました。
もう少しで北海道も桜が咲く季節ですね(^^♪



今回のお客様は、「屋根をふき替えた方が良いのは分かるが、予算が無いので葺き替え工事は次回にしたい。今回は出来る限り持つ塗装工事をしてもらいたい」とのご依頼でした。

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錆を除去して錆止め塗料を塗って、上塗り塗料を2度塗りして終わり。という工法が一般的なのですが、
「錆を落とす方法、錆止めの種類、塗り方」によってどれだけ錆びさせないように出来るかが変わってきます」


当社の錆に対しての対処方をご紹介

まずは水洗い
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ケレン
錆びているカ所は、必ず機械工具を使用して錆を落とします」
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ケレン前
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ケレン後
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機械工具を使用しても錆は完全に落とし切れません。
100%錆を落すサンドブラスト工法があるのですが、かなり大掛かりな養生が必要になるため住宅やアパートの現場ではこれぐらいの作業しかできません。
大体の塗装屋さんは、この状態から錆止め塗料を塗っていきます。



しかし当社では、
錆止め塗料を塗る前に
「防錆処理を行ってから錆止め塗料を塗ります」

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水を硬化剤とする変性ポリウレタン樹脂を主材とした防錆下塗り塗料です。ガードセプター101Pは非常に浸透性の良い液体ですのでサビ層のひび割れ、孔蝕ならびに結晶粒界に侵人した水分を求めて奥深く鉄の地肌まで浸透し、水分子と反応しC02ガスとして外界に放出、サビをそのまま固定して、強固なポリウレタンの不活性皮膜を形成、すぐれた防錆効果を挙げます。この塗料は、錆の奥底まで浸透してがっちりと固めてしまいます。
(メーカーHP文)


この塗料は、錆の奥底まで浸透してがっちりと固めてしまいます。
かなり固く固まるため次の工程へ進む時間に制約がある塗料です。
この塗料を塗って12時間放置すると錆止め塗料が密着しません。

使いにくい塗料ですが、防錆効果は確実に上がります。


防錆処理施行中
ガードセプター101P  塗布

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塗布後

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錆止め塗料塗布中(防錆処理、錆止め塗料2回塗り、上塗り塗料2回塗り)
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1番錆びる箇所「板金面の折り込み溝の中」もしっかりと錆止め塗料を塗りこみます。  
この作業は時間がかかる為、施工を曖昧にしている業者が多いのが現状ですが当社ではしっかりと施工しております(^^♪



こうした下地作りの工程があって初めて錆に強い下地が作れます。



どうしても塗装できない錆の進行が酷すぎて穴が開いている箇所や、下地が腐っている箇所については交換も致します。
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ただ塗るだけじゃない!お客様の要望に応える職人技!!
この言葉を胸に刻み、私たちは毎日現場で働いております。




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